染色用具として用いられてきた伊勢型紙の地紙(じがみ):渋紙は、和紙3枚を柿渋で貼り合わせて作られるもので、こげ茶色の強靭で、水に強くまた伸縮しにくく、彫りやすい独特な風合い・性質を持つ紙です。
需要の減少とともに生産工場も減り、現在では鈴鹿市の白子地区・寺家地区において弊社を含め数社で製造されています。
※これ以降、型地紙としての渋紙を単に「渋紙」と記します。(通常渋紙と言うと、型紙用途だけでなく、単に紙に柿渋を塗るなどの加工をした紙全てを指す場合があります。)
※→色渋紙(切り紙・切り絵用)のページはこちらです。
和紙3枚を、その繊維の方向がタテ・ヨコ・タテと交互になるように(ベニヤ板状に)、柿渋を用いて貼り合わせます。2~3日放置し馴染ませた後、張り板に貼り天日乾燥し、1週間ほど室(むろ)の中で煙で燻し続けます(室枯らし)。そしてもう一度、柿渋に浸して天日乾燥と室枯らしを行い、延べ40日ほどかけて作られます。(詳しい工程や写真は、こちらへ。)
用途に応じ、数種類の厚みのものを作っています。※厚みの目安
サイズは、新聞紙より少し長めの「八丁判」(はっちょうばん)と呼ばれるものが基本になっており、大小数種類製造しています(下表をご参照下さい)。
| 品名 /サイズ(cm) |
厚み ※厚みの目安 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7番 | 8番 | 9番 | 10番 | 12番 | 14番 | 15番 | |
| 八丁(はっちょう) 54.5×91cm |
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| 広十丁 67×91cm |
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| 十二丁 76×91cm |
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| 2.5尺×6尺 76×182cm |
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| 4尺角 121×121cm |
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| エリ八丁 45×91cm |
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| エリ九丁 45×110cm |
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| ↓これより下は、1度室で製造するため伸縮の比率が大きい紙です。 | |||||||
| 7番 | 8番 | 9番 | 10番 | 12番 | 14番 | 15番 | |
| 長手拭(ながてぬぐい) 45×110cm |
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| 手中(てちゅう)1.65尺×4尺 50×121cm |
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| 手中(てちゅう)1.5尺×4尺 45×121cm |
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| エリ五丁(タオル) 45×67cm |
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| エリ六丁(タオル) 45×76cm |
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| エリ八丁(タオル) 45×91cm |
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| エリ九丁(タオル) 45×110cm |
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| 7番 | 8番 | 9番 | 10番 | 12番 | 14番 | 15番 | |
通常の渋紙(八丁判など)は、折りたたむ事ができません(元に戻りません)ので、筒状に丸めて、宅配便にて発送いたします。
宅配便の送料はこちらをご覧下さい。→ご注文方法 / 基本送料
色紙サイズ以下の渋紙の場合は、商品が小さいので、郵送(定形外郵便)も可能です。(ショッピングカートで配送方法をご選択ください。)
配達日時指定ができませんが、運送便に比べ送料が少しお安くなります。
郵送料金については、実費を頂きます。商品の数量・組み合わせにより料金が様々ですので、ご注文の都度、連絡させていただきます。
※但し、郵送の場合、郵便受けへの投函となり、代金引換でのお支払いと配達日時指定はできませんのでご了承下さい。
| 組み合わせ例 | 郵送料金 |
|---|---|
| 色紙サイズの渋紙 1~5枚まで | 200円 |
| 色紙サイズの渋紙 6枚以上 ※ | ※240円 |
| ※6枚以上の場合基本的には240円ですが、紙により重量が異なるためその都度郵便代金をご連絡いたします。 | |
| ※伝統工芸:伊勢型紙は、和紙を柿渋で張合せ加工した型地紙(渋紙)に、熟練の職人が様々な技法を用いて手彫りで製作する型紙で、江戸小紋を始め様々な染色に用いられてきました。 |