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伊勢型紙おおすぎ
手作り石けん出来上がり

柿渋を入れて石けんを作りました。

柿渋のご紹介と販売

 最近インターネット上で柿渋石けんを見かけます。大抵は企業が製品を広告しているものですが、ブログには手作りのものも紹介されています。販売されているものには加齢臭に効果がありたくさん売れているとも書かれています。私が日常使用するものと比べると結構なお値段で、加齢臭対策として柿渋石けんを購入する人がそれほど多いのかと多少疑問に思いながらも、お客様からお問い合せもいただきますので、作ってみました。

 作り方を検索してみると、コールドプロセスという苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使う方法が手作り石けんの基本のようです。使用した材料は、オリーブオイル・パームオイル・ココナッツオイル・精製水・苛性ソーダ・柿渋です。材料の比率は、「鹸化率」というのがあって計算が必要なのですが、(柿渋以外は)検索した際のページの例に従いました。柿渋の量は参考にできるものがなかったため、三種類のオイル合計重量の1/10程度かと思いながら、ついつい多めに入れてしまいました。苛性ソーダは劇物で扱いに注意が必要ですが、それ以外の原料は柿渋を含めすべて植物由来のもので身体には優しそうな印象です。化学オンチなので、ほとんど油ばかりのものから石けんが本当にできるのかと疑問に思います。「界面活性」とかも良くわからず、だいたい手作り石けんを作ったこともないのにいきなり柿渋を入れるなど無謀かもしれません。

手作り石鹸の仕込み

 あらかじめオイル3種類(オリーブオイル・パームオイル・ココナッツオイル)は、温めながら混合しておきました。
次に苛性ソーダ水溶液を作るため、精製水に苛性ソーダを混ぜましたが、発熱しました。
(慌てて行った作業のため写真は無しです。)

下は、牛乳パックを利用して、オイル・苛性ソーダ水溶液・柿渋を同時に混合した後の写真です。
(柿渋は後で固まり始めてから入れた方がよかったかもしれません。)
臭いのある柿渋(高粘度)も、混合後は柿渋の臭いがしなくなりました。
柿渋の元の色は茶色ですが、混ぜると急に黒く(濃い紺色かも)に変色し、小さな粒々のようなものができました。
※「柿渋は温度やアルカリに対し不安定」との記述を本で読んだことがあります。
30分程度かき混ぜましたが固まる様子がないので、失敗したかもと思って放っておきました。

オイル・苛性ソーダ水溶液・柿渋混合直後の様子

 24時間後に見てみると、オイルと思われる上澄み液はあるものの、ほとんど固まっていました。
臭いのある従来の高粘度柿渋入り(写真上)と、無臭柿渋入り(写真下)の2種類作りました。

オイル・苛性ソーダ水溶液・柿渋混合後24時間後の様子(上澄み液)

その後10時間ほど経ってから、上澄み液を捨て、ひっくり返して取り出しました。
左:高粘度柿渋入りと、右:無臭柿渋入りでは、かなり色合いが違います。
無臭柿渋の方は、混ぜる時間が(高粘度以上に)足りなかったのか、色の層ができています。
(失敗かもと思ったので、あきらめて無臭の方は混ぜる時間が短かったかもしれません。)
固めの羊羹のようです。...おいしそう。

オイル・苛性ソーダ水溶液・柿渋混合後34時間ほど後に取り出した際の様子

上の写真のものを、数センチカットした後の写真です。
上澄み液があった上部は柔らかいオイルの固まりのようなものが付着しています。
また周囲が少し柔らかいので、この後、四辺を少しずつカットして柔らかい部分を取り除き、「熟成」させています。
熟成は最低でも4週間は必要ということです。

取り出した柿渋石鹸をカット

余談ではありますが・・。
材料を混ぜた後牛乳パックに入れましたが、牛乳パックの口の処理がまずく、液がしみ出していました。
牛乳パックを置いていたお盆を洗ってみると、漏れた液の部分の塗装が剥げました。
苛性ソーダが原因でしょうが、やはり劇物ですので要注意ですね。
混合した木匙も表面がささくれ状態になりました。

苛性ソーダにより塗装が剥がれたお盆

…さて1カ月後の状態は→手作り柿渋石けん(その2)

【参考】柿渋などの関連ページ

関連ページ:柿渋グッズ販売 関連ページ:かぶれにくい漆 関連ページ:柿渋について

柿渋のご紹介と販売

柿渋について(補足)

かぶれにくい漆について:ご紹介と販売

かぶれにくい漆について:補足とQ&A

柿渋染め製品を販売しています。 柿渋染め帆布(生地)の販売も始めました。

柿渋の使用例・ご感想・参考画像へのダイレクトリンク(お客様からと当社テスト混在です。)

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