柿渋の上に蜜蝋ワックスとリボス「グレイボ」(ワックス系)塗装のテスト

柿渋の上に、蜜蝋ワックスまたはリボス(ワックス系)を塗った場合、あとで柿渋を再塗装することは可能か、また、どちらの方が塗りやすいかを調べるため、下記のテストを行いました。実際に長期間のテストではなく、簡易的なものですが、ご参考になればと思います。

パイン集成材に柿渋(無臭品)を塗り数日発色させた後、蜜蝋ワックス(左端)とリボス(右端)を塗ったものです。

左から、【柿渋の上に蜜蝋ワックスを2回塗装】【柿渋2回塗装】【柿渋の上にリボスの「グレイボ」2回塗装】

パイン材に柿渋+蜜蝋ワックス・リボス

(光線の加減により見え方が異なりますので、角度を変えて撮影。)

霧吹きで水をかけ、撥水の様子を見ました。
水滴の状態で判断すると、蜜蝋ワックス=リボス>柿渋のみ、と思われます。

杉板に柿渋+蜜蝋ワックス・リボスオイル(撥水)

水分を拭き取った後、柿渋を薄く塗ってみました。蜜蝋ワックスの上で柿渋は少しはじかれているようです。

柿渋+蜜蝋ワックス+柿渋

同じくリボスですが、こちらも柿渋は少しはじかれているようです。

柿渋+リボス・オイル+柿渋

ところが少し時間が経つと、両方とも浸透したのか、乾いてしまい、差が出ませんでした。

次に、柿渋を拭き取ったあと、乾いた布で板を何回か擦り、今度は布に柿渋を多く含ませて塗りました。

蜜蝋ワックスの上の柿渋は浸透しにくいようです。

リボスの方は、はじかれている様子はありません。

以上のことから、柿渋を再塗装しようとする場合、蜜蝋ワックスの方が、リボス(ワックス系グレイボ)よりも、浸透しにくいと思われます。(蜜蝋ワックスでも柿渋を薄く伸ばしながら塗ることは可能でしょう。)
簡単なテストですので、実際に再塗装される場合と異なる可能性もありますが、ご了承ください。

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